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窓からの景色を楽しもう! 借景の美しい住まいの魅力

原 奈緒子

原 奈緒子 (コラム)

借景は、昔から日本庭園によく取り入れられてきた手法です。その名の通り景色をちょっと借りることで、空間に開放感が生まれたり、部屋にいながらにして、四季の移ろいを感じられるようになります。自然を室内に取り込んだ、借景の美しい家で窓の景色を眺めながら寛ぐ。そんな優雅な暮らしに憧れている方も多いのではないでしょうか? 今回は、そんな借景の美しい住まいの魅力について、お伝えしていきます。

1.家の前に広がる畑や庭を借景に

借景の見える薪ストーブのある玄関土間
こちらのお宅は、玄関土間に掃き出し窓を設置することで、ゆったりと広がる緑をお部屋の中に借景として取り込んでいます。開放的な景色を見ながら玄関でお出かけの準備をしていると、外へ出ることにワクワクした気持ちになっていきそうです。玄関からそのままリビングダイニングまでつながっているので、部屋でくつろいでいる時でも、1日の景色の変化を借景として楽しむことができます。だんだんと夕暮れから夜に変化していく景色を、家族みんなでリビングに集って眺めることができたら、とても贅沢な時間が過ごせそうですね。

2.絵画のように切り取られた借景を味わう

借景の見える窓のある書斎
自宅の中に素敵な趣味のアトリエがあるこちらのお宅。椅子に座った時の目線にちょうど良い位置に窓が設置されています。その窓が「額縁」となって、美しい自然が、まるで一枚の絵画のように借景として切り取られています。借景は、景色のどこを切り取るかで、見たときの印象がガラリと変わります。窓から見える空や緑を感じながら創作すると、新しいアイデアも浮かびそうですね。

3.のどかな田園風景を借景として楽しむ

借景の見えるカウンターキッチン
高台という立地条件を活かした借景のあるこちらのお宅。LDKに大きな窓を採用し、のどかな田園風景を借景として取り込んでいます。LDKに入った瞬間に、一気に遠くまで視線が通る、明るく伸びやかな空間が広がります。オープンなキッチンカウンターでは、窓からの借景が視界に入るので、開放的な気持ちで料理や家事ができそうですね。ダイニングでの家族揃っての食事の時も、常に美しい景色が横にあると、毎日が豊かになっていきそうです。

庭や周辺の景色を借景として室内に取り込むことで奥行きが出て、開放感あふれる空間が実現します。一見すると、平凡に見える景色であったとしても、切り取り方によって、窓から見たときの印象が大きく変わります。
家にいる時間が長くなったことで、家の「居心地良さ」についてじっくりと考える機会が増えている今日このごろ。居心地良さの感じ方は人それぞれですが、窓から見える景色も重要な要素の一つとして考えてみてはいかがでしょうか。

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