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自然をいつくしみ、「食」と「からだ」にこだわる—リタ @ 盛岡 大通商店街

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morinone (インタビュー記事)

盛岡市の中心部。コンクリート造りの建物に囲まれた中で、ひときわ目を引く「木」の一帯。そこに、存在感を持ってたたずむ築105年の古民家に今、注目が集まっています。

自然をいつくしみ、食とからだにこだわったライフスタイルを提案する「リタ」。オーナーの金野さんと下山さんにお話を伺いました。

ずっと、土のある場所で暮らしたかったんです。

森の音さんとの出会いは、まさに物件との出会いのタイミングでした。

リタは、三田農林さんが手掛ける、岩手県産の木を使った商業施設「MOCOPLA(モコプラ)」の一角にあります。元々は貸家だった古民家に、テナントとして入れることになったんです。そのときにリノベーションを担当してくださったのが森の音さんです。

私も、パートナーもずっと土のある場所で暮らしたかったんです。土がある生活をしながら、身体や食に特化したお店をやりたい、という構想を持っていました。

そんな中で出会ったのが、この場所でした。盛岡の街中にありながら、喧騒とは無縁の静かな空間で、中庭もあります。イメージにぴったりだなと感じ、決めました。

一歩足を踏み入れると外とは別世界で、お越しいただいた方にも「素敵だね」と言ってもらえています。

たくさんのご縁が豊かに広がることを願い「リタ」

店名の「リタ」は仏教用語で、“他にこころを向けていく”という意味をもつ言葉である「利他」からつけています。

まずはじぶんのよろこびを中心に、日々 健やかに楽しく暮らし、そこから育まれるさまざまなご縁や感性をリタのこころをもってご紹介したい、との想いでこの名前をつけました。

多くの人が行き交う盛岡のまちなかで、食のこと、からだのこと、企画展などこだわりのあるモノやコトを通じて、こころが通うような会話 、創造、循環が生まれる場所を目指しています。

「利他」という言葉は、コロナ禍で注目されはじめたキーワードではありますが、僕たちの中では昔から大切にしている概念なんです。

テーマは、「食」と「からだ」

リタは、材木町にある店舗の2号店という位置づけではじめました。そちらでは、天然素材のお洋服を中心に取り扱っていますが、リタでは特に「食」と「からだ」をキーワードにしています。

なるべくならお野菜も無農薬。食品も添加物など極力使っていないものを選んでいます。

また、土や自然に触れる機会を増やしていきたいと考えていて、敷地内の小さな畑でハーブを育てたり、山で積んできた野草を店内に飾ったりもしています。

自然という点でいえば、洗剤の量り売りもしています。24時間で生成分解するので自然にやさしく、また量り売りをすることでプラスチックの使用を少しずつでも減らしていければなと考えています。

様々な取り組みを通じて、「自然の中にいつくしむものが存在しているんだよ」、というメッセージを発信しており、賛同してくださる方も増えてきました。

垣根はないけど、実はある

食やからだに関する商品を取り揃えていますが、それ以外にもタイの古式マッサージや、お味噌づくりのワークショップ、ヨガ、展示会なども開催しています。商品を売るだけじゃなくて、「コト」や昔ながらの「技」や「知恵」も共有していきたいなと思っています。

お店の中に小上がりの日本間があるんですが、ここがワークショップをするのにちょうど良いんです。

陶芸家や画家の方々の展示会を開いたときには、彼らのファンの方々がわざわざ遠方から足を運んでくださいます。参加した方々がSNSでリタの紹介もしてくださったりして、おかげさまでよい反響をいただいています。

リタがつなぐものに、垣根はありません。

でもこの「垣根」はないとも言えるし、逆にすごくあるとも言えるんです。

食だけ、健康志向品だけ、といったジャンルで区切るようなことは全くしていません。一方で、私たちのこだわりや感性にひっかかるもの、という意味でははっきりと線引きしています。

他にはないもの、五感に響くもの、そしてなによりも私たち自身がワクワクできるものだけにこだわってご紹介しています。

また、これからは、観光に来た方がふらっと立ち寄れるような場所になりたいなとも思っているんです。

ここは駅から歩いて5分~10分くらいの立地で、ちょうど大通り商店街の入口に位置しています。その立地を活かして、遊びにきてくれた人たちに、僕たちが盛岡のいいところや面白い場所を紹介する。そんなインフォメーションセンターのような役割が担えると嬉しいですね。

「この場所ができて、本当によかった」—

この古民家、実は築105年なんです。昔は寄り合いを開いて、みんなで集まったりもしていて、地域の人たちにとってはすごく思い入れのある場所だったそうですよ。

お店ができてから、

「取り壊されるんじゃないかとも思っていたので、こうして残してくれて嬉しい」

「この場所ができて、本当に良かった」

そんな嬉しい言葉もかけていただきました。

昔からここに住んでいる人にとっては懐かしい場所ですが、逆に若い人にとっては目新しいのかもしれません。

リノベーションの際にも、昔ながらの建具や屋根などは活かしてくださっているので、古民家の良さや趣きはしっかり残っています。訪れたお客様も、家の隅々までじっくり興味深そうに見て行かれます。

世の中には、新しくて良いものもたくさんあります。でも、こうして古いものに新しく命を吹き込み、次の世代に残していくことも、これからの時代にすごく大事なことなんじゃないかなと思っています。

いつか僕たちがこの場所を離れるときがきても、次に使いたいと思ってくれる人のために大事に使っていきたいですね。

★店舗・事業所併用住宅相談会https://www.morinone.co.jp/events/2305/

◎施工事例

SHOP DATA
「リタ」

Instagram:@rita_morioka

https://www.instagram.com/rita_morioka/

ホームページ:

https://www.rita.ws/

住所:

岩手県盛岡市開運橋通1-15

メールアドレス:

info@rita.ws

営業日:

金・土・日・月 11時~19時

開業:2021年10月

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