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造作で自分にピッタリ合う家を。理想を実現できる造作家具とは?

橋場 雄治

橋場 雄治 (コラム)

造作という言葉をご存知でしょうか。それは、住まいづくりの中でも生活に直結し、肌が直接触れるような重要な部分でもあります。造作とは「作り付け」で作ったオーダーメイドの物のことを指します。例えば、すっきりとした収納力ばっちりの棚など、造作はあなたの好みに合わせて自由に作れるのが魅力です。
今回は、造作の魅力について実例と共にお伝えします。

1.造作とは?

1.造作とは?
造作とは、建物の主な躯体部分を除く大工による仕上げ工事のことを言います。つまり、天井や床、鴨居・敷居などといった部分のほか、家具や階段もそれにあたります。
色やサイズなどお部屋のイメージに沿ったオリジナルのものを作れるので、空間に一体感を出すことができます。間取り、ライフスタイルや用途によってミリ単位で設計、施工される造作収納は、家とぴったりと合わさり、無駄なスペースが生まれない機能性と、デザインと質感の揃った部屋の統一感が生み出す美しさが、既製品の置き家具と大きく異なる魅力です。

2.造作キッチンは使いやすく美しい

2.造作キッチンは使いやすく美しい
キッチンは造作で作ることが多い場所の1つです。既製品のキッチンだとどうしても形に制約があったり見た目もある程度限られてきてしまいますが、造作にすることで部屋の大きさにぴったり合ったキッチンにできるのが、造作キッチンが選ばれる大きな理由です。
こちらのキッチンは、木材を取り入れた生活空間のインテリアに合わせてコーディネートされています。カウンターとダイニングテーブルの高さを揃えて、フラットで一体感のあるダイニング。床とカウンター、キッチンの色調が統一されていて、一貫した世界観が実現しています。

3.シンプルな造作棚は楽しみが広がる

3.シンプルな造作棚は楽しみが広がる
こちらの棚は壁を覆うように天井までぴっちりと作られています。造作棚は、家具と壁や天井の間に隙間ができないので、空間をフル活用できるというメリットがあります。
窓もデザインの一部として取り入れられているのも造作棚ならではのポイント。本を収納するだけでなく、飾ることの出来るマガジンラックがあるので、本を選ぶのがより楽しくなりますね。飾るときの順番や色の配置を考えることで、本やインテリアにますます愛着が湧きそうです。また、書き物のできるデスクも造られていて、機能とデザインの両方の願いを叶えた造作棚といえるかもしれません。

造作家具や収納を作る時は、見た目の綺麗さや素材の質感、使い勝手が大切になってきます。造作にする場合は使いたい用途に合ったサイズなのか、今後の生活にマッチしたものなのかどうかをしっかりシミュレーションしておきましょう。
造作は、家づくりに深く関わることのできる素敵な体験。プロの手を借りながら、造作ならではのオリジナリティのある空間づくりを存分に楽しんでみてはいかがでしょうか。

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