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楽しみ方は無限大! ウッドデッキの活用法とは?

大平 章広

大平 章広 (コラム)

ウッドデッキには、外と中を自然な形でつなぐという大切な役割があります。室内と外をつなげて1つの空間にすることで、広々とした開放感が生まれます。第2のリビングとも呼ばれ、家族の団らんや子供の遊び場など、さまざまなシーンで活躍します。優しい木のぬくもりを感じながら、のんびりと日向ぼっこをしたり、週末には家族とバーベキューをしたりと楽しみ方は色々。今回はそんなウットデッキのある家の魅力についてお伝えします。

1.ウッドデッキとは?

1.ウッドデッキとは?
ウッドデッキとは、庭の一部を地面よりも高くして、床面を木や合成木材で舗装したものを指します。耐候性や防蟻性、耐菌性、耐腐朽性などに優れた天然木が主に用いられることが多く、最近は樹脂などを注入した特殊加工木材(エンジニアリングウッド等)を用いたものなども登場しています。
リビングと一体化させてアウトドアリビングを楽しむことが流行しています。一般住宅の場合、お部屋と庭をつなぐプラットフォーム的存在で屋外へ気軽に出られる環境が整います。マンションの場合はベランダ、ルーフバルコニーなどにお部屋の床と同じ高さのウッドデッキを設置することで、無機質なコンクリート床をすてきな空間に変えることができます。

2.ウッドデッキで四季を楽しむ

2.ウッドデッキで四季を楽しむ
広々として、緑あふれるウッドデッキ。フェンスがあって、プライバシーが保たれています。ウッドデッキと、家の壁は同じ色の木材で統一されています。ウッドデッキの中央にはシンボルツリーが植えられ、季節の移り変わりを感じる木の周りで子どもを遊ばせることもできます。
広さもありながら、プライバシーも保たれているので、椅子やテーブルを置いてくつろげる空間を作ることができます。お休みの日の朝食を家族そろってウッドデッキの上で摂れば、ちょっとしたリゾート気分が味わえそうですね。

3.ウッドデッキで自然との一体感を感じる

3.ウッドデッキで自然との一体感を感じる
こちらのウッドデッキはリビングとフラットにつながり、明るく、開放感にあふれています。庭のフェンスも低めなので、自然との一体感を得ることができます。通りに面しているわけではないので、人目を気にせずにのびのびと過ごすことができます。公園のような美しい景色や自然を、独り占めできる贅沢なウッドデッキといえるでしょう。また、風通しが良いので晴れた日には洗濯物を干すにも最適な空間になりそうです。

家づくりでは、どうしても後に回しがちなウッドデッキですが、実は家族を癒してくれる大切な空間です。そして、素材の選び方やデザイン、配置の仕方によって、使い方の幅もグンと広がります。
現代の住まいはどんどん内部化、密室化していますが、私たちがウッドデッキに楽しさを感じられるのは、「もっと屋外に親しみたい」という気持ちがあるからなのかもしれません。
素足で庭に出てみる。ごろりと寝転んで空を見上げる。心地よい風を感じる。自然に親しめるウッドデッキがあると、日々の生活がより豊かなものになっていきそうです。

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